「背景」に人々は魅了される
とても良いもの、魅力的なもの
たくさんの人たちが創意工夫をして、たくさんのものが生み出されています。
ただ不思議なことに、人は目の前にあるモノをそれ単体で判断しているわけではありません。
例えば、見た目もカタチも全く同じものが目の前にあったとして、
1つは創業100年の老舗メーカーが作成したもの
1つは特にこれといった歴史などは無いメーカーが作成したもの
どちらを選ぶでしょうか?
全く同じものだとしても、ほとんどの人が創業100年のメーカーのものを選ぶのではないかと思います。
不思議なものですね。機能面は全く同じなのに、2者択一の結果が偏るのです。
僕はこの差が「ブランド」だと考えています。
モノの良し悪しというよりも、「そのものの背景」に価値を感じるのです。
上記の例でいうなれば、長きにわたる歴史という背景に人々は魅了されているのです。
似たようなものが溢れかえるようになってきた現代で、
「背景」は大きな価値を作り上げます。
そのモノが紡いできた歴史や思い入れ、その人が歩んできた時間
すぐに目に見えないものでも上手く使うことで素晴らしい強みとなります。
ではまた。