文字に起こして客観視する

会議やディスカッションのなかで議論が白熱してくるとどうしても口頭ベースが中心に進んでいきます。
こうなったときに議論の中心点が見えなくなってきます。
言葉が言葉をつなぎ、その言葉がまた次の言葉をつれてきます。
そうなるとやはり、元々どこだったっけ?ってなってしまうのです。

歩いてきた道にパンくずをおいてもなくなってしまいますが、
文字に残していくとどのように進んできたか迷子にならずに済みます。

後に残すという意味合いでの議事録ともまたちょっと違うものです。
その場で迷子にならないためにタイムリーに残すので、箇条書きができていれば十二分です。

全員で同じものを見ながら話しをする。
何を目指しているのかを共有する。

そして、自分の言葉であっても目の前に文字起こしされると他の人の言葉のように見えます。
それぞれの人間の言葉が文字として表出すると、みんなが客観視できるようになります。
客観視できて冷静に捉えられると、最後に納得のいく意思決定ができるのではないでしょうか。

文字に起こす癖をみんなで持つと、もう一段有意義な時間が過ごせると思います。

ではまた。

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