「資格」という道具をどう育てるか

公認会計士や税理士として仕事をしていると「先生」と呼ばれることが多々あります。
もちろんいろんな含みを持たせて言われていることも重々承知ではありますが、なかなか重たい呼ばれ方だと常々感じます。
国語辞典によれば先生とは「学識のある人や指導的立場にある人」らしいです。

シンプルにとらえると「学識」がなくなれば、先生ではないらしいです。
しかし、相手は資格を掲げると「先生」と認識します。
資格を持っている⇒先生と認識する、という流れが一般的になってしまっているのならば、、、

僕ら有識者は常に知識をアップデートするのみならず、新しい知識も貪欲に身に着け続けなければならない存在ということです。
資格試験を突破したタイミングが最高潮ではだめで、それをさらに超えていかなければなりません。
もちろん「オベンキョウ」をすることだけがアップデートになるということでもなく。
日々のなかで実際に経験する物事から得るものもとても大きいです。

資格はメンテナンスしないと、すぐに腐ります。
一方でメンテナンスの仕方では、同じ資格でも多種多様な道につながっていきます。
革のお財布みたいですね。最初は同じ製品でも、時がたつにつれて十人十色の一点ものに育っていきます。

「資格」という道具をどう育てるか
自分の思いが大きく反映されるところです。
せっかくゲットした道具なら、長く大切に使っていきたいですね。

ではまた。

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